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電気メス、超音波メス使用手技訓練対応の生体モデル技術を開発しました。

2014年2月20日

生体組織の触感、切削感、縫合・吻合感等の機械的性質を限りなく本物に近づけ、ドクターの手技獲得・維持・向上訓練用にこれまで主流であったシリコンゴムやフェルト材料ベースの生体モデルや動物利用時の問題の大半を解決してきたウェトラブが、その機械的性質を維持しながら刃物メスに加え、手術室に普及してきている先端の電気メス、超音波メスによる切削、凝固の手技訓練に使える新技術を開発し、2014年3月に製品として出荷開始予定です。

電気メスや超音波メスは、高周波や超音波エネルギーを連続して人体・動物組織に当てることにより生体組織(主に水分)が持っている直接抵抗による体内発熱で組織を切開(蒸発・破壊)、もしくはエネルギーコントロールにより止血も含めた凝固ができるもので、これまで生体モデルの主流であったシリコンゴムやフェルトには水分がほとんど含まれていないため機能しません。

今回ウェトラブが開発した新技術は、今までのウェトラブの独自技術であるポリビニール・アルコール(PVA)ゲル配合技術と立体形成技術(成立国内特許7件、その他海外向けも含め多数申請中)による生体組織の機械的性質近似性に対して、高周波、超音波エネルギーでは溶解してしまい生体組織とは異なる反応をするというPVA材料特性を、新規開発した特殊技術で機械的性質近似性に加え、これらの新エネルギーベースのメス使用の手技でも生体組織に近い反応(切開、凝固)を実現しました。

外科手術は、刃物メスによる開口手術から最先端の医療デバイスを使った患者にやさしい低侵襲の高度外科手術(カテーテル手術、内視鏡、腹腔鏡手術、ロボット支援手術)と急速に発展しており、刃物メスと様々なエネルギー源を活用するメスの併用例が増えてきており、ドクターによる医療デバイスを使った手技の習熟度を上げるためのトレーニングの質と頻度が今まで以上に重要になってきています。このような環境の中で、ウェトラブの新技術術製品は、刃物メスだけではなく、電気メス、超音波メス(注)による手技訓練にも使える全く新しい生体モデルとしてドクターの高度外科手技獲得・維持・向上のお役に立てるものと確信しております。

              注:医療デバイスによっては、生体組織と異なる反応をする場合もございます。

 

●電気メス

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●超音波メス

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